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よる記。

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尊厳と誇り

こんばんは、更新が遅れ気味なyorupeです。
理由は単純。
腰痛です、よーつぅ。
随分前にパソコン机を座用に変えたのですが、それが失敗。
机が少し低いらしく、どうしてもパソコンの前だと前かがみになってしまいます。

そして、、



投稿拒否。
よしよし。






先日の話。
うちの奥さんが保育所で同じクラスの保護者(母)と大喧嘩したらしい。
そもそもの発端は、うちの娘にその保護者が注意したというどこにでもあるささいな事。

そのお母さんはうちの近くのマンションに住んでおります。
うちの娘が、その同じマンションに住んでいる別の友達の家に遊びにいったらしいんです。
マンションの階段を友達とふたりでのぼっていると、そのお母さんに呼び止められたとか。

「おかぁさんにちゃんと言ってきた?」
「うん」
「ほんまか?」
「うん」
「怪しいなぁ」
「ほんまに言ってからきたよ」

まぁ、こんなささいなやりとりだったみたい。
それを娘が家に帰ってきた時に、
「○○クンのおかあさんにこんなん言われた」
と嫁に言い、
「また言われたら嫌やから、ママからちゃんと言っといてな」
と頼んだという。

嫁はあくる日の朝、保育所でその保護者に説明。
「家の近くやし、遊びにいってもいいって言ってあるんですよ~」
的な軽い感じで。
その保護者も、
「あぁ、そうなの~」
と言い、あとはたわいもない会話を2、3交わしそれで終わり。


とはいかなかったみたい。

次の日の夕方。
「ちょっと昨日の事で話あるんですけど~」
と、その保護者に呼び止められた嫁。
話の内容は、
娘にどういう風に聞いたのかは分からないが自分の事を誤解している。
自分はへんな意味で言ったのではなく、物騒な世の中だから心配で注意した。
とまぁ、こんな感じです。
うん、ここまでは異常なし。

で、嫁が返した言葉は、
「あぁ、うちは家の近く(町内)だったら遊びにいってもいいことにしてるんですよ~。一応携帯電話も持たしてるし、危ないとこにはいかないようにちゃんと言い聞かしてありますから~」

こんな時代なので賛否両論もあるでしょうが、うちはこのような家庭です。
そしてここから事態は急展開。

保護者
「じゃぁ言わせてもらうけど、おたくの息子さん。いつもうちの子供が遊んでるとこに一人で自転車でやってきて喧嘩ばっかりするのよ?」


「いや、でも子供同士はそんなもんでしょ~?」

保護者
「いやいや、はっきり言って迷惑なのよ。お母さんが一緒についといてあげたらいいやないの」


「いやでも、私も用事がない時は一緒について遊んであげます。けど、あの子は自転車が好きやし、私も家の用事もあるしそんな毎回毎回つきっきりで遊んであげれないでしょ。」

保護者
「じゃぁ言うけど、息子さん。最近、足に装具つけて保育所にもきてるでしょ。遊ぶときもつけてることが多いやん。そんなんやねんからなおさら一緒についといたって。」


これに嫁がプッツン。
「うちの子が喧嘩すんのと足の装具がなに関係あんねん?それに、うちの子は確かに《やんちゃ》やから、喧嘩になることも多いけどそれでもうちの子だけが一方的に悪いっていうことはありえへんやろ?(怒」

保護者
「いや、せやけど迷惑やねん。とにかくこれから絶対ひとりで遊ばさんとって(怒」


「はぁ!? なに言うてんねん!アンタみたいなアホとは話にならんわっ(怒」

保護者
「こっちかて話にならんわっ(怒」


「うっさいボケコラ(怒」




はい、よく殴り合いにならなかったなぁと思いました。
いつの間にか娘の話から息子の話へ移行し、あげくこの喧嘩。
まぁ、相手の保護者もうちの息子には以前からムカついてたんでしょうなぁ。
確かにうちの息子は少々《やんちゃ》ですから。
が、足の装具に関しては私も関係ないと思います。
だって、装具と《やんちゃ》は関係ないでしょう。


すいません、すこし話をそれますね。

うちの息子は生まれつき、足に軽いハンディキャップがあります。
重心の移動がスムーズに行えず、どうしてもつま先からさきに重心をかけてしまう。
普通は歩くとき、「かかと」から重心をかけるんですね。
わかりやすく言うと、
 → かかと → 小指後方の肉球 → 親指後方の肉球 →
こんな感じで、普段私たちは足の裏で重心移動をしています。
しかしうちの息子は、
 → 親指後方の肉球 → 小指後方の肉球 → かかと →
という、普通とは逆の順序で重心移動を行います。
なぜこうなったかと言うと、息子は出産の時に呼吸停止状態、いわゆる仮死状態で生まれてきたんですね。
ほんの数十秒ですが、これが原因で足の筋肉に軽度の麻痺が残りました。
私はそれより知能のほうをとても心配していたのですが、いくつかの病院でみてもらったところ知能には問題がなかったので、親として不謹慎な言い方かもしれませんがそれだけでも息子の事をラッキーボーイだと思っております。
考えようによってはそうだと思いません?(笑

とまぁ、こういうことが原因で最近は病院の先生との相談の結果、少しでも足が良くなるようにとの願いを込め息子にはかわいそうですができるだけ脚装具をつけて歩いてもらってます。
つか、脚装具ってわかります?
フォレストガンプも幼少の頃つけていたアレです。




私はこの保護者の言い分もわかります。
嫁も昨日まではイラついてましたが、今では「人間同士なんだから考え方が違うのは当たり前」と割り切ったようで、本人曰く「もう気にしてない」との考えに達したとの事。

めでたし、めでたし。










とは、いきません。
なぜか?
私が納得できてないから。
息子に対しての発言に、私はこの保護者に命をかけて謝罪させます。
私はサルや犬じゃありません。
人間である。
哺乳類の中で唯一「誇り」を持つ動物である。
私の「誇り」の対象を汚された以上、それを笑って見過ごすことはできません。
それができなけりゃ、私は二足歩行などやめ四足歩行にきりかえます。


嫁が口論をしたこの保護者は韓国の方なんです。
補足すると、保育所でも有名なトラブルメーカー。
恐らく、幼少の時から現在まで少なからず一度ぐらいは韓国人だと言うことでからかわれたり、バカにされたれり、嫌な思いをしたことがあるでしょう。
心の痛みを知っていながら、この発言をしたことが許せない。
仮に私がこの保護者に対して、
「あなたは韓国人だから外出するときは保護者同伴でお願いします。」
と言ったとします。
殴りかかってくると思います。
そりゃそうでしょう。
理不尽な発言をした私が悪いんですから。
だから私は言いません。
ほとんどの日本人は、少なくともうちの町内の人間はこんなことは言いません。
なぜなら心の痛みがわかるから。


どうしようもないことに対して、どうしようもないことを言う。
これは間違っていると私は思う。

言葉は時として、暴力よりも恐ろしい。
そして私が生きていくうえでとても大事な事は、誇りを汚された時にどう動くか。
ようはやるかやらないか。
動くか動かないか。
戦うか戦わないか。
シンプルだけど難しく、けっこうパワーも使います。






yorupeより皆様へ。
今回のネタに関しては少しでも多くの意見が聞きたいです。
賛否両論は多々あると思います。
しかしこれはあくまで私の個人的意見。
匿名でけっこうなんで、自分以外の個人的な意見が知りたいです。
てことで今回コメントして下さる方には申し訳ございませんが全員匿名でお願いします。
なんでもいいんで、ラク~に書いて下さいな。
とまぁ、最初で最後のお願いです。
なにとぞ。m(__)m
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よる記支配人 yorupe

by yorupe | 2006-10-07 00:02 | Θ 何気ない日々

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